証券コード 4551
CONTENTS
株主の皆様へ…1
領域別及び製商品別の概況…5
研究開発の状況…7
トピックス…9
財務諸表の概要…11
株式の状況…13
会社の概要…14
第
126
期 報告書
株主の皆様へ
株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼 申し上げます。
第126期(2017年度)の経営成績につきましてご報告いた します。ご高覧頂きますようお願いいたします。
当社は今後とも「世界に通用する医薬品を通じて、お客様、 株主、社会、社員に対する責任を果たすとともに、人々の 健康に貢献する」という企業ミッションの下、持続的な事業 成長と中長期的な企業価値の向上の実現に向け、全社 一丸となって取り組んでまいります。今後ともより一層のご支援、 ご協力を賜りますようお願いいたします。
2018年3月
ごあいさつ
代表取締役社長
売上高
当事業年度実績
641
億円 前事業年度比 6.5%増決算
ハイライト
(単位:億円)
607
(予想)
602
641
2016年度 2017年度 2018年度
(1.4%)それぞれ増加しました。なお、「レミッチ」につきましては、 2017年6月からカプセル剤に加え、新たな剤形として口腔内崩 壊錠の販売を開始しております。
・皮膚疾患領域におきましては、「アンテベート(外用副腎皮質 ホルモン剤)」が62億円と前事業年度に比べ0.04億円(0.1%)増 加しました。
・アレルゲン領域におきましては、アレルゲン免疫療法の普及に 注力したことにより「シダトレン スギ花粉舌下液(アレルゲン免疫療 法薬)」が12億円と前事業年度に比べ3億円(38.2%)増加しました。 ・HIV感染症領域におきましては、「ツルバダ配合錠(抗HIV薬)」 が39億円と前事業年度に比べ88億円(69.1%)減少しましたが、 2017年1月から販売を開始した後継品の「デシコビ配合錠(抗HIV 薬)」は92億円となりました。また、「スタリビルド配合錠(抗HIV薬)」が 1億円と前事業年度に比べ22億円(93.7%)減少しましたが、2016 年7月から販売を開始した後継品の「ゲンボイヤ配合錠(抗HIV 薬)」は63億円と前事業年度に比べ44億円(239.0%)増加しました。 費用面におきましては、売上原価は販売数量が伸長したことや 販売品目の構成が変化したこと等により312億円と前事業年度に 比べ10億円(3.3%)増加し、販売費及び一般管理費は新製品の 早期市場浸透に向けた販売費が増加したこと等により265億円と 医薬品業界を取り巻く事業環境は、後発医薬品の使用促進策
等の医療費適正化に向けた医療制度改革の推進により、大変 厳しいものとなりました。
このような状況の下、当社におきましては、重点領域である 「腎・透析領域」「皮膚疾患領域」「アレルゲン領域」「HIV感染症 領域」において、主力製品の価値最大化及び新製品の早期市場 浸透・拡大に注力してまいりました。
売上高は、主力製品の価値最大化及び新製品の早期市場浸透・ 拡大に取り組んだ結果、販売数量が伸長し641億円と前事業 年度に比べ39億円(6.5%)増加しました。
各重点領域における主要な製品・商品の販売状況につきまし ては、以下のとおりです。
・腎・透析領域におきましては、「レミッチ(透析患者における 経口そう痒症改善剤)」及び「リオナ錠(高リン血症治療剤)」が 2016年4月に実施された薬価改定において市場拡大再算定の 影響を受けたものの、「リオナ錠」は市場浸透・拡大に注力した ことにより62億円と前事業年度に比べ6億円(10.9%)、「レミッ チ」は販売数量の伸長により138億円と前事業年度に比べ1億円
2017年度の業績
35
(予想)
38
62
2016年度 2017年度 2018年度
営業利益
当事業年度実績
62
億円 前事業年度比 64.5%増36
(予想)
39
64
2016年度 2017年度 2018年度
経常利益
当事業年度実績
64
億円 前事業年度比 60.1%増26
(予想)
28
47
2016年度 2017年度 2018年度
当期純利益
当事業年度実績
47
億円 前事業年度比 66.1%増株主の皆様へ
前事業年度に比べ4億円(1.8%)増加しました。
以上の結果、営業利益は62億円と前事業年度に比べ24億円 (64.5%)増加し、経常利益は64億円と前事業年度に比べ24億円 (60.1%)増加しました。当期純利益につきましては、47億円と
前事業年度に比べ18億円(66.1%)増加しました。
当社は、厳しさを増す事業環境の変化を乗り越え、持続的な事 業成長と中長期的な企業価値の向上を実現するため、2016年 度から2018年度までの3ヶ年を対象期間とする「中期経営計画 2018」を策定し(2016年2月公表)、4つの重要課題を掲げて取 り組みを進めております。
中期経営計画の2年目である2017年度の進捗は、以下のとお りです。
「①中長期的な成長に向けた積極的な事業投資の実施」 探索・導入活動をより一層強化・推進し、将来の主力製品となり 得る導入品(提携等を含む)の獲得に取り組みました。主な成果と しては、日本たばこ産業株式会社(以下、「JT」)が日本国内で臨床 開発を実施しているHIF-PH阻害薬「JTZ-951」の腎性貧血を適 応症とする経口剤につきまして、2017年10月に日本国内におけ る今後の共同開発及び販売に関する契約を締結しました。
「中期経営計画2018」の進捗について
●2018年度業績予想
2017年度実績 2018年度予想 増減額
売上高
641億円
607億円 △34億円
営業利益62億円
35億円 △27億円
経常利益
64億円
36億円 △28億円
当期純利益
47億円
26億円 △21億円
医薬品業界を取り巻く事業環境は、厳しい社会保障財政を 背景とした薬価制度の抜本改革の実施、競合品を有する製薬 企業との競争の激化等により、今後ますます厳しくなるものと 予想しております。
このような状況の下、当社におきましては、重点領域である 「腎・透析領域」「皮膚疾患領域」「アレルゲン領域」「HIV感染症 領域」に経営資源を集中し、持続的な事業成長と企業価値の 向上を目指しております。
次期につきましては、2018年4月に実施される薬価改定の 影響を受けるなか、「リオナ錠」の主力製品への育成と後発品の 発売が想定される「レミッチ」の売上高の最大化を図るとともに、 「デシコビ配合錠」及び「ゲンボイヤ配合錠」の更なる市場浸透、 アレルゲン免疫療法の普及に取り組むことにより「シダトレン スギ 花粉舌下液」及び「ミティキュア ダニ舌下錠(アレルゲン免疫療法 薬)」の市場拡大に努めてまいります。
さらに、中長期的な成長に向けた導入品(提携等を含む)の獲 得及び開発に積極的・継続的に取り組みます。
2018年度の見通し
配当方針
当社は、株主の皆様への 適正な利潤の還元を経営の 重要課題の一つと認識し、 剰余金の配当につきまして は、継続的かつ安定的に実施 することを基本方針として おります。
上記基本方針の下、経営 体質の強化や将来の事業 展開等を目的とした中長期 的な視野に立った投資等に 備えることも勘案したうえで、 株主の皆様に安定的還元を 行ってまいります。
2017年度期末配当支払開始日 3月29日
24
48
(年間予定)
48
(年間)
24
(予定)
24
(予定) 24
24
24
2016年度 2017年度 2018年度
48
(年間)
1株当たり配当金 (単位:円)
■ 中間配当 ■ 期末配当
配当について
また、JTが、EirGen Pharma Limitedと慢性腎臓病患者におけ る二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)治療薬であるcalcifediol 徐放製剤(米国での販売名「RAYALDEE®」、OPKO Health, Inc. が開発及び販売)について、日本国内における独占的開発・商業化 権に関するライセンス契約を締結しておりますが、製造販売承認 取得後の販売については、当社が行う予定です。
「②各重点領域における主力製品の価値最大化・開発の推進」 各重点領域における主力製品の価値最大化を図るとともに、既 に獲得した導入品につき、JTとの共同開発を積極的に推進しました。 「リオナ錠」、「シダトレン スギ花粉舌下液」及び「ミティキュア ダニ舌下錠」、「ゲンボイヤ配合錠」及び「デシコビ配合錠」の市場 浸透・拡大に努めたほか、「レミッチ」につきまして、2017年6月よ り新たな剤形として販売している口腔内崩壊錠や、効能追加の 承認を取得した「腹膜透析患者におけるそう痒症の改善(既存治 療で効果不十分な場合に限る)」において早期市場浸透に注力し ました。また、JTと共同開発中のJAK阻害剤「JTE-052」(アト ピー性皮膚炎治療の皮膚外用製剤)について、2018年1月に国 内第Ⅲ相臨床試験のうち、比較試験の速報結果を得たほか、JTと 共同開発中のニューロキニン1(NK-1)受容体アンタゴニスト 「JTS-661」について臨床試験を開始する等、開発を推進してお
当社におけるコーポレートガバナンスとは、企業ミッションである「世界に通用する医薬品を通じて、お客様、株主、社会、社員に対する 責任を果たすとともに、人々の健康に貢献する」ことの遂行に向け、経営環境の変化に迅速かつ適切に対処し、公正かつ透明な経営を 実行するための仕組みのことであり、コーポレートガバナンスの充実が、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上につながる
ものと認識し、この考え方に基づき、「コーポレートガバナンスポリシー」を定めています。
当社の「コーポレートガバナンスポリシー」
「コーポレートガバナンス報告書」は
当社ウェブサイトに掲載しておりますので、ご覧ください。
http://www.torii.co.jp/company/governance.html
コーポレートガバナンス
ります。
「③持続的成長に向けた事業体質の改善・強化」
生産性向上に向けた全社的な取り組みを推進したほか、組織 間連携の更なる強化、JTをはじめとする社外との連携・協業をよ り一層推進しました。
「④ステークホルダーからの信頼の獲得・維持」
コンプライアンスのより一層の徹底を図るため、全部門におけ る勉強会を実施する等、継続的な教育・啓発活動に取り組みまし た。また、2016年度に策定したコーポレートガバナンスポリシー に基づく施策や情報開示を適切に実施しました。
●
「中期経営計画2018」経営目標
「中期経営計画2018」において、2018年度の経営目標を、売上 高620億円、営業利益(研究開発費控除前)80億円と掲げており ました。一方、2018年度の業績予想は、売上高607億円、営業 利益(研究開発費控除前)82億円となっております。売上高の差 異につきましては、製品構成における見込みの違いはあるもの の、主として、中期経営計画策定時点で想定していなかった薬価 制度の抜本改革の影響によるものです。
領域別及び製商品別の概況
従来の止痒薬では効果が不十分であった透析 患者の痒みや、慢性肝疾患患者の痒みを改善 する薬剤です。
レミッチ
経口そう痒症改善剤
アンテベート
アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎等の皮膚疾患に 対して炎症を抑えることによって症状を改善する 薬剤です。
外用副腎皮質ホルモン剤
リオナ錠
高リン血症治療剤
体内へのリンの吸収を抑制することにより、慢性 腎臓病患者(血液・腹膜透析患者、保存期腎不全 患者)の高リン血症を改善する薬剤です。
領域別売上高
2016年度 2017年度
売上高
60,206 64,135製商品売上高
59,620 62,935腎・透析領域
25,141 25,276皮膚疾患領域
9,811 9,905アレルゲン領域
1,485 2,099HIV感染症領域
17,225 19,777その他
5,956 5,877その他の売上高
586 1,199製商品売上高
98.1
%その他の売上高
1.9
%HIV感染症領域
30.8
%腎・透析領域
39.4
%皮膚疾患領域
15.4
%アレルゲン領域
3.3
%その他
9.2
% (単位:百万円)主要製品・商品のご紹介
抗ウイルス化学療法剤(抗HIV薬)
デシコビ配合錠
ゲンボイヤ配合錠
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)逆転写酵素及びイン テグラーゼを阻害し、ウイルスの増殖を阻害する 薬剤で、1日1回1錠の服薬で治療を行う抗HIV薬 です。
抗ウイルス化学療法剤(抗HIV薬)
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)逆転写酵素を阻害し、 ウイルスの増殖を阻害する薬剤です。
スギ花粉症に対する国内初の舌下投与によるア レルゲン免疫療法薬です。「アレルゲン」を少量か ら投与することで、体をアレルゲンに慣らし、ア レルギー症状を和らげる治療に用いる薬剤です。
スギ花粉症のアレルゲン免疫療法薬
シダトレン スギ花粉舌下液
製商品別売上高
(単位:百万円)主要製品・商品のご紹介
品 名 2016年度 2017年度
レミッチ 経口そう痒症改善剤 腎・透析領域 13,645 13,838
デシコビ配合錠※3 抗ウイルス化学療法剤〔抗HIV薬〕 HIV感染症領域 ─ 9,218
ゲンボイヤ配合錠※2 抗ウイルス化学療法剤〔抗HIV薬〕 HIV感染症領域 1,865 6,325
アンテベート※1 外用副腎皮質ホルモン剤 皮膚疾患領域 6,277 6,282
リオナ錠 高リン血症治療剤 腎・透析領域 5,634 6,245
ツルバダ配合錠 抗ウイルス化学療法剤〔抗HIV薬〕 HIV感染症領域 12,754 3,941
ビオスリー 活性生菌製剤〔整腸剤〕 その他 2,455 2,545
ケイキサレート※1 高カリウム血症改善剤 腎・透析領域 2,178 2,123
注射用フサン※1 蛋白分解酵素阻害剤 腎・透析領域 2,462 2,047
ゼフナート 抗真菌薬 皮膚疾患領域 1,275 1,483
ロコイド※1 外用副腎皮質ホルモン剤 皮膚疾患領域 1,352 1,411
シダトレン スギ花粉舌下液※1 スギ花粉症のアレルゲン免疫療法薬 アレルゲン領域 937 1,295
マグセント 切迫早産における子宮収縮抑制剤/子癇の発症抑制・治療剤 その他 1,165 1,115
ユリノーム錠※1 尿酸排泄薬〔高尿酸血症治療剤〕 腎・透析領域 1,219 1,020
スタリビルド配合錠 抗ウイルス化学療法剤〔抗HIV薬〕 HIV感染症領域 2,371 148
その他製商品 4,023 3,891
※1 自社品 ※2 「ゲンボイヤ配合錠」は、2016年7月に販売を開始しております。 ※3 「デシコビ配合錠」は、2017年1月に販売を開始しております。
研究開発の状況
TO-203
[ミティキュア ダニ舌下錠]
JTE-052
JTS-661
室内塵ダニアレルギー疾患 (アレルギー性喘息) (アレルゲン免疫療法薬)
アトピー性皮膚炎
室内塵ダニアレルギー疾患 (小児アレルギー性鼻炎) (アレルゲン免疫療法薬)
小児アトピー性皮膚炎
そう痒症
TO-206
[シダキュア スギ花粉舌下錠]
スギ花粉症
(アレルゲン免疫療法薬)
JTT-751
[リオナ錠]
JTZ-951
開発番号 [製品名]
腎・透析領域
アレルゲン領域
皮膚疾患領域
予定適応症等
鉄欠乏性貧血
腎性貧血
主な研究開発品
(2018年2月28日現在)導入活動・研究(共同)開発活動の主な成果につきましては、以下のとおりです。 ・東レ株式会社(以下、「東レ」)が製造販売承認を取得し、当社が日本国内において 販売中の「レミッチ」(提携:JT)につきまして、東レは、2017年3月に新たな剤形と して口腔内崩壊錠の製造販売承認を取得しました。また、東レは、2017年9月に「腹膜 透析患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)」を適応症 とした効能追加に係る製造販売承認事項一部変更承認を取得しました。
・JTが日本国内で臨床開発を実施しているHIF-PH阻害薬「JTZ-951」の腎性貧血を 適応症とする経口剤につきまして、2017年10月に日本国内における今後の共同開発 及び販売に関する契約を締結し、その後国内第Ⅲ相臨床試験を開始しております。 ・JTと日本国内における共同開発を実施しているJAK阻害剤「JTE-052」の皮膚外用 製剤につきまして、成人患者を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験及び小児患者を対象と した国内第Ⅱ相臨床試験を実施しております。なお、2018年1月に国内第Ⅲ相臨床
試験のうち、比較試験の速報結果を得ました。
・Menlo Therapeutics社と日本国内における独占的開発・商業化権に関するライ センス契約を締結し、当社とJTで共同開発を進めているニューロキニン1(NK-1)受容体 アンタゴニスト(国際一般名:serlopitant)(開発番号:JTS-661)につきまして、国内第Ⅰ 相臨床試験及び国内第Ⅱ相臨床試験を開始しております。
・当社が日本国内において販売中の「ミティキュア ダニ舌下錠」 (開発番号:TO-203)につきまして、2017年3月に小児適応に係る用法・用量の追加承認申請を行い、 2018年2月に承認を取得しました。
・スギ花粉症に対するアレルゲン免疫 療法薬「シダキュア スギ花粉舌下錠」 (開発番号:TO-206)につきまして、 2017年9月に日本国内における製造 販売承認を取得しました。
なお、本剤につきましては、2017年 11月の薬価収載を見送ることとしまし たが、薬価収載及び円滑な上市に向け た努力を続けてまいります。
47
(予想)
2018年度
46
2016年度
46
2017年度
研究開発費の推移
(単位:億円)(参考) 2017年10月にJTが、EirGen Pharma Limitedと慢性腎臓病 患者における二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)治療薬であるcalcifediol徐放製剤(米国での販売名「RAYALDEE®」、OPKO Health, Inc.が開発及び販売)について、日本国内における独占的開発・商業化権に関する ライセンス契約を締結した旨、また、製造販売承認取得後の 販売については、当社が行う予定である旨、公表しております。
承認
承認 舌下錠
外用剤
舌下錠 外用剤
経口剤
●ALK-Abelló A/Sと日本国内における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を 締結
●自社開発
※今後の開発方針について検討中
●JT創製化合物
●JTと日本国内における共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結
●ALK-Abelló A/Sと日本国内における独占的開発・販売権に関するライセンス契約を 締結
●自社開発
●2018年2月に用法・用量の追加承認取得
●JT創製化合物
●JTと日本国内における共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結
●Menlo Therapeutics, Inc.と日本国内における独占的開発・商業化権に関する ライセンス契約を締結
●JTとの共同開発
舌下錠 ●●自社開発2017年9月に製造販売承認取得
開発段階(国内)
PhaseⅠ PhaseⅡ PhaseⅢ 申 請 承 認
剤形等 備 考
経口剤
経口剤
●Keryx Biopharmaceuticals, Inc.と日本国内における独占的開発・商業化権に関 するライセンス契約を締結
●JTとの共同開発(適応追加)
●JTが2014年1月に高リン血症治療剤として製造販売承認を取得し、当社より販売中
●JT創製化合物
●JTと日本国内における共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結
PhaseⅡ
主な研究開発品
(2018年2月28日現在)PhaseⅡ/Ⅲ終了※
PhaseⅢ
(参考) 2017年10月にJTが、EirGen Pharma Limitedと慢性腎臓病 患者における二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)治療薬であるcalcifediol徐放製剤(米国での販売名「RAYALDEE®」、OPKO Health, Inc.が開発及び販売)について、日本国内における独占的開発・商業化権に関する ライセンス契約を締結した旨、また、製造販売承認取得後の 販売については、当社が行う予定である旨、公表しております。
PhaseⅢ PhaseⅡ
PhaseⅡ
当社及びJTは、JTが創製し日本国内での臨床開発を実施 しているHIF-PH阻害薬「JTZ-951」の腎性貧血を適応症と する経口剤について、日本国内における今後の共同開発及 び販売に関する契約を2017年10月26日に締結し、その後 国内第Ⅲ相臨床試験を開始しております。
JTZ-951は、低酸素誘導因子-プロリン水酸化酵素含有 タンパク質(HIF-PHD)※を阻害することにより低酸素誘導
因子(HIF)を安定化し、内因性のエリスロポエチン(EPO)
当社は、2018年2月16日にアレルゲン免疫療法薬TO-203(製品名:ミティキュア ダニ舌下錠)について、小児適応 に係る用法・用量の追加承認を取得しました。これにより、 12歳未満の小児の患者さんにも使用できるようになりまし た。
国内で実施した5~17歳の小児室内塵ダニアレルギー 性鼻炎患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験において、12歳以
HIF-PH阻害薬の日本国内における共同開発及び販売に関する契約締結について
アレルゲン免疫療法薬TO-203(ミティキュア ダニ舌下錠)の
小児適応に係る用法・用量の追加承認取得について
産生の亢進に加えて鉄代謝分子の発現を制御することで、 赤 血 球 の 産 生を高め、貧 血 状 態を改 善することが 期 待さ れます。
今後日本国内においては当社及びJTが共同で本剤の開 発を行い、販売・プロモーション活動については当社が独占 的に行うことになります。
上の患者さんと同様に有効性及び安全性が確認されたこと から、2017年3月24日に小児適応に係る用法・用量の追加 承認申請を行っておりました。
当社は、今回の用法・用量の追加により、小児アレルギー 性 鼻 炎 治 療 の 選 択 肢 が 広 がり、患 者 さ ん の 治 療 並 び に QOL向上に一層貢献できることを期待しております。
トピックス
※HIF-PHDは、細胞への酸素供給が不足状態に陥った際に細胞質中に誘導され、 赤血球の造血を促進する代表的な転写因子(HIF)を分解する水酸化酵素のこと です。
花粉症の現状と生活に及ぼす影響の実態
スギ花粉症を発症してから 重症度について ■長年花粉症に悩まされている人が多いという
結果に
■辛い症状では、「鼻水」と「目のかゆみ」が1、2位 で患者さんの約90%が辛いと感じている 「集中力の低下/眠気」を辛いと感じる人も
43.8%を占めるなど、日常生活への影響も
治療に対する理解度と情報の到達度
治療法について 舌下免疫療法の説明を聞いて
現状の対策と満足度
受診状況 今までに受診したことがない理由 ■受けたことがある治療法で最も多いのは「飲
み薬」で、67.6%が経験
「非常に満足している」と回答した人の割合は、 皮下免疫療法や舌下免疫療法等のアレルゲン 免疫療法で他の治療法と比べ高い結果に
■スギ花粉症の治療や対策で不満に思っている ことの1位は「完治しないこと」
対症療法と 根治療法の内容まで 詳しく知っている
11.9%
ほぼ毎年、病院・医院で受診している
30.1%
市販薬(薬局、ドラッグストアで 購入できる薬)で対応しているから
35.4%
受診しても治らないと 思うから
30.5%
治療を受けたいと思う
10.8%
治療をやや受けたいと思う
36.9%
10年以上経つ
66.8%
多い地域は静岡県、 栃木県、群馬県、 山梨県等が上位に5段階評価で「4」以上
44.0%
回答トップ3は、 新潟県、長野県、秋田県と 東日本が並ぶ
47都道府県 スギ花粉症に対する意識・実態調査
スギ花粉症に関する様々な研究、取り組みが行われています。 一方で実際にそれらの情報が患者さんに届き、理解されることが 必要です。そこで、スギ花粉症患者さんの意識と情報到達の 実態を調査し、分析しました。
(調査期間:2017年2月24日~3月6日) 当社は、47都道府県のスギ花粉症患者さん9,300人(各都道
府県の15歳~65歳の男女各100人。沖縄のみ男性43人、女性 57人)を対象に、スギ花粉症に関する理解と対処の現状につい てのインターネット調査を実施しました。スギ花粉症は、日本の 国民病と評されており、医療関係者や研究者、企業などによって
調査結果の詳細は
当社ウェブサイトに掲載しておりますので、 ご覧ください。
http://www.torii.co.jp/release/2017/20170425_1_01.pdf(スギ花粉症に関する意識・実態調査)
http://www.torii.co.jp/release/2017/20170425_1_02.pdf(『スギ花粉症実態調査』参考資料)
前事業年度末
2016年12月31日現在 2017年12月31日現在当事業年度末
資産合計
98,525
流動資産 80,123
流動資産 83,980
固定資産 18,401
固定資産 20,761 資産合計
104,741
有形固定資産 5,752 無形固定資産 896 投資その他の資産 11,752
株主資本 82,993 評価・換算差額等 558 新株予約権 4 有形固定資産
5,540 無形固定資産 817 投資その他の資産 14,403
前事業年度末
2016年12月31日現在 2017年12月31日現在当事業年度末
負債純資産合計
98,525
株主資本 86,364 評価・換算差額等 745 新株予約権 9 流動負債
13,310 固定負債 1,658
流動負債 15,868 固定負債 1,753 負債
17,622
純資産
83,556 87,119純資産 負債純資産合計
104,741
負債 14,969 ポイント
2 ▼
ポイント
3 ▼
60,206
売上高
3,819
営業利益
3,999
経常利益
2,839
当期 純利益
64,135
売上高
6,281 31,293
21,950
4,608
営業外 損益
121
売上原価
特別損失
△29
6,373 1,655
税引前 当期純利益
法人税等
6,403
経常利益
4,718
当期 純利益
前事業年度
2016年1月1日〜2016年12月31日 2017年1月1日〜2017年12月31日当事業年度
研究 開発費 販売費及び一般管理費 (研究開発費除く)
ポイント
1 ▼
営業利益
資産の部
負債・純資産の部
貸借対照表の概要
(単位:百万円)損益計算書の概要
(単位:百万円)財務諸表の概要
ポイント
1
キャッシュ・フロー計算書の概要
(単位:百万円)38,685
現金及び 現金同等物の
期首残高
35,895
現金及び 現金同等物の
期末残高
△1,546 △7,593
6,349
財務活動による キャッシュ・フロー 営業活動による
キャッシュ・フロー
当事業年度
2017年1月1日〜2017年12月31日
投資活動による キャッシュ・フロー
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資産の状況
当事業年度末の総資産は、104,741百万円と前事業年度 末に比べ6,215百万円(6.3%)増加しました。流動資産につきまし ては、現金及び預金が15,935百万円減少しましたが、有価証券が 13,855百万円、キャッシュ・マネージメント・システム預託金が 2,744百万円、売掛金が2,555百万円増加したこと等により83,980 百万円と前事業年度末に比べ3,856百万円(4.8%)増加しました。 固定資産につきましては、長期前払費用が737百万円減少しました が、投資有価証券が3,601百万円増加したこと等により20,761百 万円と前事業年度末に比べ2,359百万円(12.8%)増加しました。
負債及び純資産の状況
負債につきましては、17,622百万円と前事業年度末に比べ 2,653百万円(17.7%)増加しました。これは、買掛金が1,544百万円、 未払法人税等が629百万円、未払金が418百万円増加したこと等に よるものです。
純資産につきましては、87,119百万円と前事業年度末に比べ 3,562百万円(4.3%)増加しました。これは、剰余金の配当が1,346 百万円、当期純利益が4,718百万円となったこと等によるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が 6,373百万円、減価償却費が1,174百万円、仕入債務の増加額が 1,544百万円、長期前払費用の減少額が737百万円となり、売上 債権の増加額が2,562百万円、法人税等の支払額が1,263百万円と なったこと等により6,349百万円の収入となりました。(前事業年度は 3,402百万円の収入)
投資活動によるキャッシュ・フローの状況
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却及び 償還による収入が2,500百万円となりましたが、有価証券の取得に よる支出が5,463百万円、投資有価証券の取得による支出が4,642 百万円となったこと等により7,593百万円の支出となりました。(前 事業年度は1,361百万円の収入)
財務活動によるキャッシュ・フローの状況
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払額が 1,346百万円となったことにより1,546百万円の支出となりました。 (前事業年度は2,289百万円の支出)
売上高の状況
売上高は、主力製品の価値最大化及び新製品の早期市場 浸透・拡大に取り組んだ結果、販売数量が伸長し64,135百万円と 前事業年度に比べ3,928百万円(6.5%)増加しました。(2017年度 業績に関する詳細はP.2「2017年度の業績」をご覧ください。)
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▶▶▶詳しい財務情報は当社IRサイトをご覧ください。 鳥居薬品 IR 検 索
株主数
大株主
株価及び株式売買高の推移
(2015年1月〜2017年12月)株主数(単元未満株主を含む) 4,632名
●金融機関 29名 2,799.0千株 9.72% ●金融商品取引業者 33名 1,643.2千株 5.71% ●その他の法人 106名 16,129.4千株 56.00% ●外国法人等 161名 4,588.2千株 15.93% ●個人・その他 4,303名 3,640.0千株 12.64%
所有者別
株 主 名 持株数(千株) 持株比率(%) 日本たばこ産業株式会社 15,398.8 53.46 立花証券株式会社 1,306.4 4.53 イーシーエム エムエフ 997.1 3.46 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 529.4 1.83 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 517.3 1.79 株式会社三井住友銀行 340.8 1.18 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 334.1 1.16 鳥居薬品従業員持株会 321.6 1.11 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 238.3 0.82 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103 227.4 0.78
(注)上記の他、当社が保有する自己株式数は751.6千株(持株比率2.60%)です。
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2015年2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 12016年2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 12017年2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 株式売買高
(千株) (円)株価
5,000
2,000 3,000
1,000
0 0
7,500
4,500 6,000
3,000
1,500
4,000
株式の状況
(2017年12月31日現在)株式数
株式分布状況
発行可能株式総数 54,000,000株
発行済株式総数 28,800,000株
住所変更、単元未満株式の 買取等のお申出先について 株主様の口座のある証券会社に お申出ください。
なお、証券会社等に口座がない ため特別口座が開設されました 株主様は、特別口座の口座管理 機関である三井住友信託銀行株 式会社にお申出ください。
未払配当金の支払について 株主名簿管理人である三井住友 信託銀行株式会社にお申出くだ さい。
会社概要
(2017年12月31日現在) 商 号 鳥居薬品株式会社設 立 1921年(大正10年)11月1日
資本金 5,190百万円
主要な事業内容 医薬品の製造・販売
従業員数 1,074名
(注) 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から 当社への出向者を含む就業人数です。
本 社 〒103-8439
東京都中央区日本橋本町3-4-1 トリイ日本橋ビル
TEL:03-3231-6811(代表)
主な事業所 札幌支店、仙台支店、北関東支店(高崎)、 南関東支店(さいたま)、東京支店、横浜支店、 名古屋支店、京都支店、大阪支店、神戸支店、 高松支店、広島支店、福岡支店、
南九州支店(熊本)、佐倉工場、 研究所(佐倉工場内)
代表取締役社長 髙木 正一郎 常 務 取 締 役 田村 明彦 常 務 取 締 役 梅田 高弘
取 締 役 假屋 ゆう子
取 締 役 角南 正記
取 締 役 掛江 敦之
取 締 役 藤原 勝伸
取 締 役 松田 剛一
社 外 取 締 役 鳥養 雅夫 社 外 取 締 役 福岡 敏夫 常 勤 監 査 役 古谷 幸友 常 勤 監 査 役 八ツ本 泰之 社 外 監 査 役 出雲 栄一 社 外 監 査 役 松村 卓治
(注) 社外取締役 鳥養 雅夫及び福岡 敏夫、社外監査役 出雲 栄一及び松村 卓治は、東京証券 取引所の規則に定める独立役員として同取引所に届け出ております。
取締役・監査役
執 行 役 員 野田 優 執 行 役 員 森崎 信也 執 行 役 員 斉藤 哲也
執 行 役 員 渋田 昌幸 執 行 役 員 山本 賢 執行役員
事業年度 毎年1月1日から12月31日まで 定時株主総会 毎年3月
基準日 定時株主総会・期末配当:毎年12月31日 中間配当:毎年6月30日
公告方法 日本経済新聞に掲載 株主名簿管理人及び
特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 郵便物送付先
(電話照会先) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 TEL:0120-782-031(フリーダイヤル)
取次事務は三井住友信託銀行株式会社の本店及び全国各支店で行っております。
役 員
(2018年3月28日現在)株主メモ
会社の概要
〒103-8439 東京都中央区日本橋本町3-4-1 トリイ日本橋ビル TEL 03-3231-6811(代表)
当社ウェブサイトの「株主・投資家の皆さま」では、決算短信等のIR情報をご覧いただけます。
http://www.torii.co.jp/ir/index.html
将来に関する記述等についてのご注意
本資料に記載しております業績見通し等の将来に関する記述は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき 当社が判断したものであり、リスクや不確実な要素を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではあり ません。したがって、実際の業績等は、様々な要素により、これらの業績見通し等とは大きく異なる結果となる可能性が あることをご承知おきください。また、新たな情報、将来の事象、その他の結果に関わらず、常に当社が、将来の見通しを 見直すとは限りません。
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